起こりやすいスポーツ外傷には、どんなものがあるの?
よく見られるスポーツ外傷には、次のようなものがあります。
□ 捻挫
□ 打撲(挫傷)
□ 骨折
□ 脱臼
□ 靱帯損傷
□ 筋・腱損傷(肉ばなれ、腱断裂など)
□ 創傷(擦過創、挫創、切創など)
次に、代表的なスポーツ外傷の中から一部を紹介します。
突き指(つき指)
「突き指」は、多くのスポーツに見られる外傷です。軽く捻挫しただけで放っておいてよいものもある一方、骨折や軟骨の損傷あるいは腱の断裂、さらには脱臼や脱臼骨折を伴う「突き指」もあります。靭帯が切れて関節が不安定となり固定や手術が必要となる場合もあります。
早期に、整形外科医を受診することが大切です。勝手な素人判断で、引っ張ったり、捻ったり、押し込んだりしてはいけません。
⇒「正しい診断」と「適切な治療」が重要です
⇒【誤った知識】突き指は、引っ張って治せ