起こりやすいスポーツ障害には、どんなものがあるの?
スポーツ中、ケガをしていないのに、痛みに気づいた時は、どうすれば良いのでしょうか?
「スポーツ障害」に気づいた時、どうすれば悪化させずにすむのでしょうか?
それは、「病的疲労」になる前に対策を見つけて手を打てば良いのです。
では、具体的に手を打つとは?
まず原因を明らかにすることです。「どうして痛むのか?」を突き止めることが大切なのです。
「スポーツ障害の主な原因」(⇒1ページ)を参考にして、原因を考えましょう。
自分で原因が分からない場合は、整形外科医を受診しましょう。原因を明らかにするためには、X線撮影やMRI検査、超音波検査などが必要になることもあります。
次にするべきことは、原因となっているものを取り除くことです。身体の使い方に問題があれば、使い方をなおしていかなければなりません。身体の手入れの方法が悪ければ、これを治しましょう。用具が悪ければ、修正するなどして自分に合ったものにしましょう。練習のプランに問題があれば練習量の調節をしましょう。
痛いからといって、すぐ休むのはよくありません。正確な診断と評価、そして適切な治療により、早期復帰ばかりでなく、練習を続けながら治していくことが出来るのです。