クーリングダウン
目的
高強度で行っていた運動を急に止めると、吐き気・めまい・立ちくらみなどの症状がでる場合があります。
また、健康のために行った運動がかえって翌日にも疲労感が残り苦い思いをした人も多いはずです。このような症状を軽減することがクーリングダウンの目的の一つです。
運動によって興奮状態にある身体諸器官を鎮静化させ、身体(特に筋肉中)の疲労物質(二酸化炭素や乳酸)を体外に排出し、疲労回復を促進して心肺機能への負担を軽減させます。また、身体的緊張だけでなく心理的緊張を取り除き、運動後の心地良い状態へと導く作用があります。
方法
クーリングダウンの方法には、スポーツの種類または強度などによっていくつかの方法がありますが基本的には、徐々に運動の強度を少なくしていくことです。そこで一般的に行われるクーリングダウンの方法は、ウォーミングアップの順序を逆に行っていく方法です。 ⇒ウォーミングアップ